コラム

「リフォーム 悪徳業者の実例 1」  広島 工務店社

リフォーム会社の選定を誤ったばかりに、必要のない工事に法外な工事費を支払わされ、

あとで地団駄踏む思いをしている人達がいます。私が体験した実例をあげてみましょう。

《南区に在住のKさんの場合》

去年の話ですが、私宛に電話がありました。「つい先日、床下に炭をひいてもらったのですが、

今度は『床の束(床の大引きを支える木)が全部束石からずれているから早く直さないと大変なことになります。

工事は特別価格で九十万円です。』というのですが・・・」私は答えました。「誰がそんないい加減な事を言うのですか?

束が束石から全部外れたら床が落ちています。床が落ちているのですか?訪問販売の営業マンなんか相手にしないで下さい。

私が大工さんを連れて明日にでも床下を確かめましょう」と・・・。

翌日、大工さんを連れて、事情をお伺いに行きましたら、最初は「この辺を廻っているから無料で床下の点検をしましょう」

という話で、言葉巧みに家に上がられ、湿気が多いから、これは炭を早くひかないと大変なことになる、

今、ちょうど六十袋ほど持っているから敷く工賃はサービスします。

六十袋✕一万六千円=九十六万円の消費税で百万円支払われたそうです。

敷く手間といっても、炭の入った小さな袋を置くだけです。

床下の収納庫を外してみたら敷いているのは床下の三分の一程度。

私らが同じ工事をやったらせいぜい八万円くらいでしょうか。

実は私に電話をした時は、訪問販売の営業マンがそばに居たらしいです。

私の会社の名前を出したら、そそくさと退散したそうです。

私の会社は、地域のお客さんの所へ、標語看板を社名入りで八十枚くらいかけさせてもらっています。

その方にも、うちの標語看板を訪問セールスよけになるから取り付けたらどうですか、と提案して、

早速その翌日付けさせていただきました。

訪問販売の営業マンが、一番怖いのは、地域の古くからの工務店なのです。

彼らは、嘘をついて物を売っているのですから、プロが一番怖いのです。

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