第二の間違い
直接専門業者に依頼した方が安い
皆さんは、タタミの表替え、襖の張替え、外壁の吹き替え、瓦の葺き替え等は、
直接、専門業者に頼んだほうが安いと思っていませんか?ハッキリいいますが、それは違います。
(前章でも触れたように、外壁・瓦は、訪問販売会社の専門分野ですから絶対に相手にしないで下さい)
それは何故か?
専門業者さんは、普段は工務店やリフォーム業者から仕事をもらっています。
つまり下請けです。常日頃から取引のある工務店、リフォーム業者からは、年間に何百万円、何千万円も仕事をもらっています。
実は、専門業者たちは、工務店用の金額と一般のお客様向けの金額を設定しています。
使い分けせざるを得ないのです。年間に取引する金額が多くなれば、それだけ安くできる仕組みになっています。
外壁の吹付工事、屋根の葺き替え工事、どんな工事も一専門業者だけで出来る工事はありません。
外壁の吹替工事を例に挙げて説明しましょう。
足場を全面組む外壁の吹替工事の場合、経年数や気候条件にもよりますが、六業者が力を合わせてやっと出来るのです。
今は専門工事の区分分けがされており、吹付屋さんに頼んでも、結局あとの工事は他の専門業者がやる事になります。
専門業者は、自分で作業をすることが商売です。やはり、工務店かリフォーム業者に頼んで、
ちゃんと現場監督にチェックしてもらいながら、工程管理をしてもらった方が良い仕事になりますし、
万が一の時の保障、アフターメンテナンスも、工務店の方が安心です。
襖や障子の張替え、タタミの表替えなど、一専門業者で出来るものは、古くから地元でやっている
専門業者に直接頼んでも良いと思います。
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