アドバイスその5
建替えるか、リフォームするか?
リフォームのご依頼を受けて、お客さまの所へ打ち合わせにお伺いしたときの話の中で、
よく出るのが「この家はもう二十五年経っているのですが、あとどのくらいもちますか?」
いま日本で、建替えるまでの平均寿命が二十六年くらいですからそう言われるのもうなづけますが・・・。
私はその時にはいつもこう答えます。
「普通の在来木造の家はメンテナンスをちゃんとしていけば最低でも六十年、七十年は大丈夫ですよ」
リフォームをされる動機や目的が何であるかが、リフォームですますか、建替えるかの分かれ目なのです。
広さが足らないから部屋を広げたい、増やしたいというケースで、増築プランを出したとします。
ところが増築後に、日照や通風が極端に悪くなる部屋ができてしまう増改築の方法しかなかった場合には、
建替えも視野にいれて検討する必要が出てきます。
また、今の間取りが根本的に気に入らないというのが、
一番の不満ならあっさり建替えて、良い間取りにするのが良いでしょう。予
算面での検討も必要ですが、それだけにとらわれて根本的な問題が解決しない方法、
また、リフォームすることによって新たな不満不便さが発生する方法はとるべきではありません。
中途半端なリフォームは、お金をドブに捨てるようなものです。
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